私の住んでいる新潟県長岡市中之島には、
350年以上の歴史があると言われる大凧合戦があります。隣市の今町と川をはさんで堤防上より大凧を揚げ空中で絡め糸が切れるまで引き合うという勇壮なお祭りです。

信州信濃の紙商人がこの地で凧を作り、揚げたことが始まりと伝えられています。

和紙100枚張りの大凧は、高さ4.3m 幅3.2mにもなる大きさです。

凧を揚げるのは凧組の人間です。全部で11の凧組が在るのですが私も勇組(いさみぐみ)と言う凧組に属しており、大凧の絵書きから始まって凧合戦当日まで3ヶ月以上も準備してきました。

大凧を揚げるには「アブ」と言われる凧をしならせて曲げる作業が必要です。
これがキッチリ決まりますと凧にバランス良く揚力が発生して、安定して揚がるのです。

大凧の横骨は丸竹です。割れて折れないように慎重に曲げていきます。

準備完了、いよいよ大凧が飛び立ちます。

風を受け、引き手が一気に引くと大凧はフワリと大空へ舞上ります。




水害から6年、河川改修で川の流れも変わり、橋も新しく掛け変わりました。
小さい頃から見慣れた景色は変わっていきますが、
凧合戦の伝統はいつまでも変わらず守っていきたいと思います。

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