2日目の宿「鷲の宿」の前には小川が流れており、川の中のエサ場へ天然記念物のシマフクロウが飛来します。
シマフクロウを撮影する為には車の中でカメラをセットして待ち構えなければなりません。
夕食を終え、万全の防寒対策をしてシマフクロウを待ちます。
(車のエンジンは掛けてられますが、窓を開けて待ちますから暖房はほとんど効きません)
私はせがれさん・クラフトさんと同じ車の中で待ちます。車の中では写真やWebの事など
話しながら時間を潰して待っていましたが、待ち始めて40分以上何も動きは無し・・・
・・・・フッと、何か影が動きました。合図のフラッシュが一発光ります。
それまでマッタリと話していた車中の空気が一変、急にみんな無言になります。
「ホォーッ、ホォーッ、」とフクロウの声が闇夜中から聞こえてきます。
いた!フクロウが1羽、木の枝に止まり慎重に周りを警戒しています。
しばらく様子を見ていたフクロウがエサ場の近くに降り立ちます、
一斉に光るフラッシュ群、
窓の側で自由が利くせがれさんやクラフトさんは撮りまくります。
しかし自分は三脚に固定して、エサ場に置きピンしていますのでまだ撮れません。
フクロウがエサ場に飛び込む瞬間を、ジッと待ちます。
じりじりとエサ場に近づくシマフクロウ、なかなか警戒しているのかエサ場に飛び込みません。
シャッターコードを握る手が緊張で汗ばみます、
フラッシュ群が消え静寂が辺りを包みます、
全員がシマフクロウの動きを見つめて待ちます・・・
バァサ・・・「動いた!」
フクロウがエサ場に飛び込んだ瞬間、考えるより早く手はシャッターを切っていました。
眩いばかりのフラッシュ群、もう夢中でシャッターを切り続けます。


シマフクロウの方は、エサ場に入った後は悠々とエサを捕り続けています。
私もようやく少し冷静になり、カメラの設定を調整しながら撮影ができました。
どれ程の時間が過ぎたのでしょうか、ほんの数分の事だったのかもしれません。
フクロウが飛び去った後、
車中には緊張から開放され、フクロウを撮影出来た何とも言えない達成感に包まれました。
本当に素晴らしい貴重な体験でした。
もしチャンスが在るならば、ぜひもう一度挑戦したいと思いました・・・